• 職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド 第1版
    一般社団法人 日本渡航医学会 公益社団法人 日本産業衛生学会
    https://www.sanei.or.jp/images/contents/416/COVID-19guide0511koukai.pdf

    このガイドの30ページに妊娠中の女性労働者の母性健康管理措置と賃金について述べられています。

    職場における妊娠中の女性労働者等への配慮について(厚生労働省)
    https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11067.html

    新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、働く妊婦の方は、職場の作業内容等によって、新型コロナウイルス感染症への感染について不安やストレスを抱える場合があります。こうした方の母性健康管理を適切に図ることができるよう、男女雇用機会均等法に基づく母性健康管理上の措置として、新型コロナウイルス感染症に関する措置を新たに規定しました。

    1. 改正の内容
      妊娠中の女性労働者が、母子保健法の保健指導又は健康診査に基づき、その作業等における新型コロナウイルス感染症に感染するおそれに関する心理的なストレスが母体又は胎児の健康保持に影響があるとして、医師又は助産師から指導を受け、それを事業主に申し出た場合には、事業主は、この指導に基づき、作業の制限、出勤の制限(在宅勤務又は休業をいう。)等の必要な措置を講じるものとする。
    2. 適用の期間
      令和2年5月7日(木)~令和3年1月31日(日)まで
      https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11129.html

      パンフレット
      https://www.mhlw.go.jp/content/11910000/000628246.pdf

    3. 賃金について (経済団体宛の書面)
      労働者を休ませる場合の賃金の取扱いについては、妊娠中の女性労働者も、労働基準法第 26 条において、使用者の責に帰すべき事由による休業の場合に休業手当(平均賃金の 100 分の 60 以上)を支払わなければならないこととしています。しかし、例えば、新型コロナウイルス感染症に関連して不可抗力により労働者を休業させる場合等で、休業手当の支払いが不要となるときでも、労使の話し合いの上、有給の特別休暇制度を設ける等により、就業規則等において休業させたことに対する手当を支払うことを定めていただくことが望ましいことにご留意ください。この際、経済上の理由により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、正規雇用・非正規雇用にかかわらず、妊娠中の女性労働者を休業させた場合、雇用調整助成金の対象になり得ることも踏まえ、労使で十分に話し合っていただき、労使が協力して、安心して休ませることができる体制を整えていただくようお願いします。

ダウンロード(PDF A4・3頁/102KB)はコチラです。ご活用下さい。 2008/12/16

「女性労働者のための健康職場づくりチェックリスト」は、女性労働者の負担やストレスを減らして、快適に安心して働くための健康職場づくりに活用できるツールとして、それまでのアジア各地での労働衛生国際協力研究会の活動をもとに、2006年に初版が作成されました。このチェックリストは職場環境の良否をチェックするものではなく、具体的な改善策を選択できるチェック方式でアクションチェックリストと呼ばれています。作成にあたっては当初より当就労女性健康研究会も積極的に協力し、より現場で活用しやすいチェックリストとなるように改訂を進めています。現在、両研究会のワーキンググループでは、昨今の男女労働者の置かれている現状から、このチェックリストも「女性」に特化したものではなく、男女労働者を対象とした「健康職場づくり」に活用できるものにすべきではないか、あるいは、労働衛生の担当者だけでなく、現場の労働者も充分活用できるように分かりやすい表現にすべきではないか、などなど検討が行われています。そこで第10回就労女性健康会でこのチェックリストを取り上げ、研究会に参加していただいた皆さんにワークショップに近い形式でこのチェックリストをご検討いただき、さらに、現場で如何に活用していくかなどを含め、広く様々な角度からご意見をいただきたいと考えました。限られた時間ですが、より良いチェックリスト作成のために皆様と活発な討論ができればと期待しております。多数のご参加をお待ちいたしております。

  • 第8回就労女性健康研究会(第79回日本産業衛生学会シンポジウム) でのシンポジストの先生方からのお役立ち情報です。

<金谷千慧子先生より>

特定非営利活動法人 女性と仕事研究所 http://www.women-work.org/

<佐々木潔子先生より>

    1. [女たちのパワーブック ]  http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/ノルウェー労働党女性局 編
      三井マリ子・山中紀代子 訳
      かもがわ出版 2004年。571円
      A5版の60ページほどの小さな読みやすいテキスト。講師を呼ばなくても グループでの演習に利用できる。
    2. [ Women can do it !] http://www.sendai-l.jp/josei/index.htmlノルウェー労働党女性局 編
      ノルウェーに学ぶ会(木村さち子代表) 訳
      せんだい男女共同参画財団 助成事業。
      A4版のテキスト。女たちのパワーブックの原著の全訳。
      しっかり読みたい方に、どうぞ。流通していませんので500円ほどでお分けします。
    3. 季刊 Be! 840円。株式会社 アスク・ヒューマンケア 発行。
      依存症・家族・AC 回復とセルフケアの最新情報 http://www.ask.or.jp
      相談室・研修室、ライフスキルセンターでの
      アサーティブトレーニングなど。通信講座も充実。
    4. 2万円で2単位の取得ができる。1科目から履修可能。
      テキストがとても分かりやすい。
      臨床心理プログラム全科履修の制度もあります。
    5. 金谷千恵子先生が講師として招かれている。
      相談・研修・図書など、プログラムが充実。