事業報告 2019年
2019年は以下の事業を行った。
1. 第22回就労女性健康研究会 (日本産業衛生学会自由集会)
2019年5月24日(金)、名古屋国際会議場において、日本産業衛生学会自由集会として、第22回就労女性健康研究会を開催した。表題は「就労女性の健康支援ツールの開発に向けて」とし、女性の職場における健康の現状と課題について、荒木葉子が講演を行った。就労女性健康研究会・労働衛生国際協力研究会「男女労働者のための健康職場づくりチェックリスト」を参加者に配布し、それぞれの職場における課題についてワークショップを行った。参加者は50名余であった。
2. 第23回就労女性健康研究会
2019 年 11 月 16 日(土)13:20-17:00、キャンパスイノベーションセンター東京(東京都港区 田町駅)において、(一社)国際 EAP 協会 日本支部の後援を得て開催した。
【一般演題】
演題1 ある製造事業場における女性労働者を対象とした健康管理支援システムの構築
〇足立恭子、 宋 裕姫 (日産自動車健康保険組合 横浜地区健康推進センター)
演題2 女性社員のセルフコンディショニング力向上のための取り組み
〇三上京子(アビームコンサルティング株式会社)
演題3 女性が働きやすい職場とは:大学病院で勤務する女性にフォーカスした職場環境チェックリストの開発
〇野村 恭子1)、 大野 真理子2)、長澤 徹2)、大久保 孝義3)、土谷 明子4) 、平池 春子5)、冲永 寛子6) (1)秋田大学医学部公衆衛生学講座、2)帝京大学医学部医学科、3) 帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座、4) 帝京大学医学部附属病院看護部、5) 帝京大学医学部産婦人科講座、6) 帝京大学女性医師・研究者支援センター)
【教育講演】
教育講演1 女性の昇進を妨げるUnconscious Bias
松田チャップマン与理子 (桜美林大学健康福祉学群 准教授)
教育講演2 職場におけるリプロダクティブヘルスの重要性について
長井聡里 (株式会社JUMOKU代表取締役)
50人を超える参加があった。
3. 「男女共同参画小委員会」に世話人が参加した。
4. メーリングリストによる世話人会において平成30年度事業計画、2020年度事業・会計について討議した。
5. 研究会webサイトにより、シンポジウムや研究会の情報発信を行った。
6. 産業医学ジャーナル(2020.3号)に「高年齢女性労働者の健康管理」として、長井聡里・荒木葉子(就労女性健康研究会)として投稿した。